【HP作成】Webデザインの基礎!【配色編】

はじめに

こんにちは、Itoopの佐藤です。

季節の変わり目ということもあり、暖かい日が続いたかと思ったら急に寒くなる日もあるので、引き続き体調に気を付けて過ごしていきましょう。

今回はWebデザインの「色」について書いていきます。

過去にレイアウト編についてまとめていますので、そちらもご参照ください。

関連記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編】

色の重要さ

Webデザインを作る上で配色は非常に重要で、Webサイトを見る人の心を動かす要因の1つでもあります。

レイアウト編でも参考としていた「いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門」という本でも各色についてのイメージをわかりやすく学習することができます。

URL:https://www.sbcr.jp/product/4797389654/

各色の与える印象

各色が与える印象についてはそれぞれ以下のようになっています。

情熱、興奮、注意などの意味を持ち、強い印象を与えて購買意欲をかきたてる効果がある

楽しい、元気、好奇心などの意味を持った色。黒と組み合わせて警告を促す色としても扱われる

自然、安心、平和などの意味を持った色。山や植物といった自然を表す色であり、リラックス効果を生む色でもある

清潔、冷静、誠実などの意味を持った色。海や空といったイメージもあり、安心感を与える

ピンク

可憐、好意、幸福などの意味を持った色。トーンや配色によって対象年齢を変えることができる

高貴、洗練、不安などの意味を持った色。様々な色に会う色で、組み合わせによって色をより明るく見せる効果もある

清潔、洗練、献身などの意味を持った色。他の色を引き立てる効果を持ち、ベースカラーとして多く採用されている

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はよく見かける色の与える印象についてまとめましたが、色によってもたらされる効果は様々あることをあらためて感じました。

作成するデザインに応じて、適切な色を選択しましょう。

当記事がHP作成のお役に立てれば幸いです。

【HP作成】WordPressにおけるCSSの活用方法

ご挨拶

あけましておめでとうございます。Itoopの佐藤です。

ブログを始めてからあっという間に半年が経ち、時間が過ぎるのが早いなと感じますね。

早速ですが、今回はWordpressでは頻繁に活用することになるCSSについてです。

Webデザインを覚えようと学習している友達がおり、その中で自分が覚えたことを伝えたときに「もっと早く知りたかった」と話があったため、そういった方々のために書いていきます。

何に困っていたのか

今回友達が困っていたことですが、トップページに表示する文字のサイズを行によって変更するといった、「簡単にできそうなのに、うまく解決する方法がわからない」ようなことでした。

かつて自分も困ったことがあったものでしたが、そこで利用したのがCSSになります。

CSSの利用方法

CSSは対象となる箇所にIDを割り振ることで、その部分のみを指定して文字のサイズなどを変更することが可能です

IDの振り方は以下になります。

上記のように「<p id = “任意の文字列”>xxxxxxx</p>」と記載します。

その後、CSSにて以下のように記述します。

上記の例はフォントサイズを36ピクセルに変更しています。

例えばWordpressの外観デザイン時に、追加CSSに記述すると変更することが可能です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

簡潔にまとめましたが、このやり方を教えていただいたときにはこんな簡単にできるのかと驚きました。

今回のやり方を用いることにより、HTML編集で様々な箇所にIDを割り振ることができるため、より自由にデザインすることが可能です。

特にWordpressを利用して間もない方の力になれれば幸いです。

今年も一年、よろしくお願いいたします。

【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編⑤後編】

はじめに

こんにちは。Itoopの佐藤です。

厳しい寒さが続く季節になってきましたね。体調管理はしっかりした状態で年末年始を迎えましょう。

前回に引き続き、レスポンシブ対応について書いていきます。

前回記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編⑤前編】

後編は具体的なレイアウトについて説明します。

レスポンシブWebデザイン向けのレイアウト

レイアウト編③にて「スマートフォン」や「タブレット」など多くのデバイスで対応しやすい「グリッドレイアウト」について説明いたしました。

今回は、グリッドレイアウトを用いたレスポンシブ対応について説明します。

レイアウト編③:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編③】

各デバイス毎のレイアウト

各デバイス毎のレイアウトを検討する際には、PC向けのレイアウトから作成し、タブレット→スマートフォンと作成していきます。

1.PC向けのレイアウト

ヘッダーを配置し、中央部にメインコンテンツ、サイドコンテンツが配置され、フッターが配置するのがPC向けのレイアウトにおいては一般的です。

2.タブレット向けのレイアウト

タブレットにおいては、PC向けのレイアウトではサイドコンテンツが入りきらない場合があります。

その場合はメインコンテンツを横一杯に表示し、サイドコンテンツをその下に配置することで、タブレット向けに最適化されたレイアウトになります。

3.スマートフォン向けのレイアウト

基本はタブレットとそれほど大差はありません。しかし、表示するコンテンツをタブレット向けのレイアウトと同じ量にすると縦長になりすぎてしまうことがあります。

一部内容を非表示にして縦長になりすぎないようにすることも大切になります。非表示にするかどうかは、それぞれの目的に応じて選択しましょう。

おわりに

デバイス毎のレイアウトについて説明しましたが、グリッドレイアウトだとデザインの段階で各デバイス毎のレイアウトを想定しやすくなります。

どのユーザーがどのデバイスを用いて見ているのかを考えて各デバイス毎のレイアウトを作成していきましょう。

「Webデザインの基礎【レイアウト編】」は以上になります。当記事が、Webデザインに触れ始めた方々の参考になれば幸いです。

【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編⑤前編】

はじめに

もうすぐ12月ですね。年末は忙しくなりがちですが、体調に気を付けて過ごしていきましょう。

今回は「レスポンシブ対応」について前編と後編に分けて説明します。

前編は、レスポンシブ対応の説明と、考慮するべき点についてです。

そして、レイアウト編はこれで今回が最後となります。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

→前回記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編④】

レスポンシブ対応とは

レスポンシブ対応とは、異なるデバイスでもページのレイアウトやデザインを調整して表示する手法のことで以下2つのメリットがあります

メリット1.デバイス毎にHTMLファイルをつくらないため、1つのHTMLを修正することでどのデバイスで見ても修正が反映されている

これによって、各種デバイスでのHTMLを修正しなければならなかったり、修正もれが発生してしまうといった事態を防ぐことができます。

メリット2.同一のHTMLを利用することからURLが変わらないため、SEO的にもメリットがある

Googleもデザインパターンとしてレスポンシブ対応を推奨しています。

参考:Google検索セントラル,モバイル設定を選択する(https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/

レスポンシブ対応を採用する際に考慮するべきこと

様々なメリットもあり、Googleも推奨しておりますが、考慮するべきこともあります。

● 画像サイズは、PC画面でも綺麗に見えるように、大きなサイズを利用する

画像の容量が大きくなるため、スマートフォンでの閲覧時に表示速度が遅くなってしまうことがある

● デザインや実装を行う前に、全てのデバイスでの表示を考慮する

各種デバイスでのブラウザチェック、各デバイス固有のバグ対応や適したレイアウト調整が必要になるため、工数がかかる

おわりに

レスポンシブ対応には良い点はあります。

しかし、何が何でもレスポンシブ対応と決めつけるのではなく、サイト全体のデザインやどのデバイスを使うユーザーに向けてデザインすることが重要になります。

次回は後編、レスポンシブ対応に適したレイアウトについて説明します。

【SEO対策】効果的なキーワードの選定について

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

だんだんと冬らしい気候になってきましたね。

とても寒がりなので、すでにこたつを出して越冬の準備万端です笑

さて、今回のテーマは「SEO対策」です。

サイト運営していて、「もっとアクセス数を増やしたい!」と思うことは多くあるかと思います。

コンテンツのクオリティがどれだけ良くても、キーワードや関連タグがユーザーの検索ワードとマッチしていなければ届きません。

今回は、アクセス数を伸ばす効果的なキーワードを選定する際に大事なことをまとめてみました。

キーワード選定の重要性

そもそもSEO対策とはなんでしょうか?

SEOとは、Search Engine Optimizationの略語で、「検索エンジンの最適化」を意味しています。

検索エンジン上で検索したときにサイトがより上位に表示される様に策を講じることです。

例えば、カメラのメーカー別レビューを見たい!とユーザーが考え、「カメラ メーカー おすすめ」などの単語で検索した場合、その検索先のサイトにラーメンの情報がアップされていたら、ユーザーはどう思うでしょうか?

おそらく、求める情報外のコンテンツには興味を示さないので、サイトから離脱してしまうでしょう。

これでは、サイトのアクセス数やリピート数は伸びません。

たくさんの人のもとに届き、かつ「届けたい人に届く」ようなサイトにするためには、適切なキーワードを選定しサイトに盛り込むことが大切です。

キーワード選定とは

キーワード選定とは、SEO対策に効果的な文言を選択することです。

キーワードがユーザーのニーズにマッチしていることで、実際に特定ニーズを持ったユーザーがアクセスしてくれるので非常に重要なフェーズになってきます。

キーワード選定をする際に大切なポイントが3点あります。

①サイトのテーマと目的を明確に

サイトには、それぞれ目的や意図があります。

これは、先述したカメラの例がわかりやすいと思います。

ユーザーが求める情報からぶれないために大切です。

②ペルソナの設定

コンテンツを作る際、誰に向けて届けたいコンテンツを作るのかを明確にしておくことが重要です。

届けたい対象が曖昧だったり、万人が受け取りやすいようにしてしまうと、伝えたい重要なポイントが薄まってしまい、目的達成につながりにくいです。

③ユーザーがどんなキーワードで検索するか抑えること

意外に起こりやすいのが、サイト運営側とユーザー側での検索キーワードの認識不一致です。

カメラを例にすると、目玉商品のある機能を強味として前面に押し出したい際に、キーワードを「拡大機能」とするよりもシンプルに「ズーム機能」とした方が機能のワードとしての認知度が高く、伝わりやすい可能性があります。

まとめ

今回は、SEO対策におけるキーワード選定で大事なポイントをまとめてみました。

大前提、ポイントを抑えた上でキーワード選定をしていくことが望ましいと思いますが、キーワードは世の中の流れや、ユーザーのニーズに応じて絶えず変容していくので、適宜調整し、コンテンツもその動きに合わせることが必要です。

一見地味な作業に感じられるかもしれませんが、適切な設定をすることでより良いサイトになり、目的達成に効果を発揮するので、継続して設定しましょう。

【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編④】

寒い日が続くようになり、鍋が美味しい季節になってきましたね。暖かいものを食べて体調を整えていきましょう。

今回も、引き続きレイアウトについてまとめていきます。

第4弾は「視線の導線」についてです。

→前回記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編③】

視線の流れを意図したものにする

人は、何かの情報をみるときは左上から右下へ視線が流れていきます。

左上、左下、右上、右下の4つのエリアに分けて考えたとき、特に目に入りやすい左上右下に重要な要素を配置すると、意図した通りに情報を伝えやすくなるでしょう。

視線誘導における2種類のレイアウト

視線誘導を意識したレイアウトには以下の2つがあります。

①Z型レイアウト

視線の流れが「左上→右上→左下→右下」とZの形に似ているために、「Z型のレイアウト」と呼ばれています

左上から重要な要素を配置していくレイアウトで、この手法はコンテンツを大きく見せたいプロモーションサイトやスマートフォンアプリなどでよく用いられています。

②F型レイアウト

ヘッダー部にあるロゴやナビゲーションへ視線が移動し、その後見出しや記事へと下に視線が移動していく手法です。

主にECサイトやブログなど、最近のWebサイトでよく用いられています。

おわりに

視線の流れですら、意図されたものがあるということに初めは驚きました。

だからこそ、視線の流れを意識したレイアウトにすることで意図した通りの情報を与えられるのが気付きでした。

これまでの記事で書いたものも駆使して、より良いHP作成に貢献できれば幸いです。

【 WordPressとは? 超超超入門編 <第4弾>】IT業界3ヶ月目のエンジニアがWordPressのプラグインを使ってみた!

こんにちは、Itoop(アイティープ)技術担当の佐藤です!

以前投稿した、

【 WordPressとは? 超超超入門編 <第3弾>】IT業界3ヶ月目のエンジニアがWordPressのテーマを使ってみた!に続く、第4弾の記事を書いていきます!

第3弾では、WordPress(ワードプレス)をインストールしてまずはじめにやる「テーマのダウンロード」について書きました。

今回は、その次にやるべき「プラグインのインストール」について書いていきます!

プラグインを活用すれば、ブログやホームページを目的に沿ってカスタマイズすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

プラグインのインストール

プラグインとは、簡単に言えば、「拡張機能」のことです。

WordPressにはプラグイン機能がついており、デフォルトで未搭載の機能を新たにカスタマイズすることができます。

例えば、

・サイトにお問合せフォームを組み込みたい

・プラグインやユーザーを管理したい

・SEO対策を効率化したい

などのリクエストにも、それぞれのプラグインをインストールすることによって対応することができます。

スマートフォンでいうと、アプリのようなものと考えるとわかりやすいかもしれませんね。

プラグインをインストールするときの注意点

プラグインは、スマートフォンアプリのように、好きな機能をWordPress本体に組み込むことができる機能です。

とても便利な機能ですが、古いプラグインや利用するテーマの組み合わせによっては、競合して不具合を起こす場合もあります。

なので、すでに運用しているサイトに導入する場合は、バックアップを取得しておいたり、

検証環境を作って事前に試しておくようにしてください。

初心者にオススメ☆入れておくと便利なプラグイン!

最後に、僕がWordPressを運用しはじめて、最初に入れて良かったプラグインをご紹介します。

①All in one SEO

WordPressの手間のかかるSEOの設定を簡単に行ってくれるプラグインです。

SEOの専門知識がなくても使える無料のプラグインなので、ぜひ使ってみてください。

②Yoast Duplicate Post

ブログの運用にかかせないプラグインがこちらです。

このプラグインを使えば、投稿記事や固定ページをワンクリックで複製することができ、記事制作にかかる時間を大きく削減することができます。

③Contact Form 7

お問い合わせフォームを作成するプラグイン。

このプラグインは、高度な知識がなくても、簡単にお問合せフォームが作成できるものになります。

プラグインには様々な種類がありますが、この3つはホームページ作成の際にとても役立ったので、入れておくことをオススメします。

おわりに

いかがでしたか?

前回の記事でお伝えした「テーマ」と、今回の「プラグイン」の使い方がわかれば、

専門知識がなくても、簡単にホームページの機能を再現できます。

知れば知るほど色んな機能を試したくなるので、最近はホームページ作成がとても楽しく感じます!

皆さんも是非一緒に、ホームページ作成にチャレンジしてみませんか!?

それでは皆さん、今日も良い一日をお過ごしください。

【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編③】

はじめに

季節の変わり目ということもあり、寒暖差が激しくなってきましたね。体調管理をしっかりしていきましょう。

今回も前回に引き続きレイアウトについてまとめました。

第3弾は「よく用いられる2つのレイアウト」についてです。

前回記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編②】

よく使われるレイアウトとは

Webデザインにおけるレイアウトを大きく分けると2つあります。

①グリッドレイアウト
②フリーレイアウト

今回はこの2つについて説明していきます。

①グリッドレイアウトについて

グリッドは「格子状」という意味で、グリッドレイアウトとは、Webデザインにおいては垂直方向と水平方向に画面を分割してレイアウトしていく手法を指します。

グリッドレイアウトの利点は以下の通り。

  • 事前にグリッドを決めておくことで、レイアウト作業が簡単になる
  • 多くの要素が入ったデザインであっても統一性を持たせることができ、整理されたレイアウトに仕上げられる
  • スマートフォンやタブレットなど多くのデバイスに対応しやすい

スマートフォンやタブレットで閲覧するユーザーも増えてきていることから、最近では多くの企業サイトやECサイトで用いられている定番のレイアウトになっています。

②フリーレイアウトについて

フリーレイアウトとは、あらかじめ決められたページ幅でレイアウトしていく手法で、掲載する情報量が多いPC専用サイトなどによく用いられます。

フリーレイアウトにおける利点は以下になります。

  • どのブラウザ幅でもこちらが意図した通りのレイアウトを見せられる
  • 一定の幅で決められているため、閲覧するユーザーの環境をPCに限定できること

固定幅の要素(画像やフォーム、動画など)との兼ね合いに悩むことなく、自由な表現が可能なレイアウトになります。

おわりに

2つのレイアウトを紹介しましたが、コンテンツの内容や対象となるユーザーのデバイスによってどのレイアウトが適切かは変わってきます。

更にスマートフォンの普及によって、Webデザインも多様化してきました。

ターゲットやコンセプトに合わせて使い分けていきましょう

【簡単解説!!】ページスピードとは?より良いWEBサイトを運用していくために!

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

みなさんは、普段どんなWEBサイトを閲覧していますか?

ニュースや趣味、ショッピングなど、色々なWEBサイトがあるかと思います。

あ!これ調べよう!と思って開いたサイトの表示が遅いと、ストレスを感じることはありませんか?

はじめは自分の回線の影響かと思ったりしてましたが、回線速度以外にも原因がある場合があります。

WEBサイトを作る上で、コンテンツクオリティにこだわることも大事ですが、一方でユーサビリティに視点を向けることも大切です。

今回は、サイトの表示が遅くなる原因の一つ「ページスピード」について、簡単にまとめてみました。

ページスピードとは

ページスピードとは、「ユーザーが特定のURLにアクセスしてから、そのサイトのコンテンツがブラウザに全て表示されるまでの時間」のことです。ページ表示速度とも言われます。

ページスピードが遅いと、ユーザーのストレスとなり、直帰率・離脱率が高まる大きな原因となります。

もし、みなさんがECサイトを見ているときに表示が遅かったらどう思いますか?

「ほかのサイトで探そう~!」と思ってしまいますよね。

ページスピードが遅いと、顧客が離れ、機会損失につながりかねません。

また、Googleも「ページスピードが遅いサイトは表示ランキングを下げる要因とする」と明言しています。

表示に3秒かかると半分以上のユーザーが離脱してしまう、というの調査報告もあるそうです。

https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search.html

ページスピードの確認と向上

ページスピードの確認は簡単にできます!

まずはサイトのページスピードをチェックしてみましょう。

今回はGoogleが無料提供しているサービス「PageSpeed Insights」をご紹介します。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

使い方は非常に簡単で、調べたいサイトのURLを入力してanalizeボタンを押すだけです。

しばらくすると100点満点でスコアが表示されます。

一般に50点以上であれば問題ないページスピードだそうです。

さて、実際に運用しているサイトのページスピードの向上をしていきましょう。

今回は、初心者でもできる簡単な改善策をご紹介します。

①画像の軽量化

解像度が高い画像は、サイトの表示速度に大きく影響します。

必要以上に解像度が高い画像については、縮小して軽量化するといいでしょう。

②適切な画像拡張子を使う

画像拡張子にはJPG、PNG、GIFなど様々ありますが、画像の種類によって使い分けすることが改善につながります。

 ・JPG:色数が多い画像用

 ・PNG:背景を透明化させたい場合など、写真で使用すると容量が大きくなりやすい

 ・GIF:ロゴやアイコンなど

③デバイスごとに最適化する

レスポンシブサイトではPC、スマホ、タブレットなど端末の種類に応じて適切な画像サイズを用意することが大切です。

まとめ

WEBサイトを閲覧することは、現代では日常活動の一つです。

どれだけコンテンツクオリティが高いWEBサイトであっても、ページスピードが遅いとユーザーは離れてしまいます。

紹介した対策は、すぐに対応できる内容なので、

まずは整えるべきポイントを押さえておきましょう。

この記事が、これからサイト運用に取り組む方々の足がかりとなれば幸いです。

それではよい一日をお過ごしください。

【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編②】

はじめに

こんにちは。Itoop(アイティープ)の佐藤です。

最近は、気温もずいぶん下がって涼しい日が多くなり、過ごしやすくなってきましたね。

さて、今回もWebデザインの基礎「レイアウト」について書いていきます!

前回は、「レイアウトとは何か?」を書きましたが、今回はレイアウトの原則について書いていきます。

※前回記事:【HP作成】Webデザインの基礎!【レイアウト編】

レイアウトの原則とは

レイアウトには、4つの原則があります。

前回、レイアウトは「感覚で文字や画像を配置するのではない」ということをお伝えしました。

これから紹介する原則は、規則性のある美しいレイアウトにするための具体的な施策になります。

4つの原則について

1.近接の原則

関連する項目をまとめてグループ化させることです。

以下2つの例をご覧ください。

例①:見出しと本文を均等な感覚で配置した場合

例②:見出し①と見出し②それぞれまとめた場合

例①では、見出し、本文、補足すべてが均等な感覚で配置されています。

一見きれいなレイアウトに見えるものの、見出しと内容の対応がわかりにくくなっています。

一方、例②は、見出し、本文、補足をまとめました。

このように、位置関係を明確にするだけで、視覚的に知覚的にも認識しやすいレイアウトを作ることができるようになります。

2.整列の原則

ページ上のものを意図的に配置し、要素を統一化すること

例③:規則性を持たせずバラバラに配置した場合

例④:名前とアドレスを分けて全て左に配置した場合

例③のように文字が揃っていないだけでも、名前やアドレスなどが見づらい配置となっています。

そのため、全体としても統一感のないレイアウトとなっております。

例④では、要素をまとめてすべて左側に整列させることで統一感を出しました

このように、ルールを適用して統一化することで美しく見やすいレイアウトになります。

3.反復の原則

全体を通して、デザイン上の何らかの特徴を繰り返すことです。

例えば、全てのページに同じヘッダーやナビゲーションが使われているページは、反復の原則に沿って作られたデザインと言えます。

反復の原則を取り入れることによって、ユーザーがサイトの使い方を覚える時間を短縮させ、より早くサイトに慣れ親しんでもらうことに繋がります。

4.対比の原則

全体の一部を揃えずに対比させることで要素に意味を持たせ、ユーザーの目に止まりやすくする原則です。

対比のことをデザイナーの間では「コントラスト」と呼びますが、要素の違いがはっきりしている/いないによって「コントラストが強い/弱い」と表現し、対比の原則はコントラストをはっきりさせる原則になります。

例⑤:本文に対して見出しを大きくした場合

上記例は、例②の見出しのフォントサイズをより大きくしたものになります。

見出しを大きくすることで、まずは見出しに目を止まらせることで本文へと誘導し、文章を読ませることができます。

大事なのは思い切って要素の違いを出すことです。

さらに重要なのは、サイトの中で特に目立たせたい要素を明確にして、その要素にのみ対比の原則を用いることです。

特に、色の明暗によるコントラストの付け方はよく用いられており、文字色と背景色を変更するだけでも大きな違いが生まれます。

おわりに

僕は、この原則を用いて規則性を持たせることで、以前より整理された美しいデザインにすることができるようになりました。

この原則は、Webデザインに限らず、名刺やグラフィックデザイン、ビジネスの資料にも用いることができます。

当記事が、Webデザインに触れ始めた方々の参考になれば幸いです。