Gmailのアーカイブ、振り分け機能を使っていますか?

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

みなさんはGmailのアーカイブ機能、振り分け機能を使っていますか?

私の周りでは、振り分け機能を使っている方は多かったのですが、アーカイブ機能を使っている方は少ない印象でした。

普段からGmailを使用していて、業務効率化を図りたい方は必見です。

アーカイブ機能について

コンピュータの分野で使う「アーカイブ」とは、消したくないデータを保存するために、専用の保存領域に「安全にデータを保存すること」を意味しています。

読み終わったメールは削除すると思いますが保存しておきたい!でも受信ボックスがいっぱいになるのも嫌!ってことがあると思います。そんなときに使うのが「アーカイブ機能」です!

この機能を使用すると、受信ボックスから非表示になりつつ別の場所に保存されるので、受信ボックスが整理されます。

これで新しいメールが読みやすくなり、アーカイブしたメールもいつでも見ることができます!

振り分け機能について

振り分け機能とは、特定のアドレスからのメールをラベルを付けて保存する機能のことです。

受信ボックスをスキップして、そのままアーカイブ・ラベルを付けることで、受信ボックスには見えない状態で且つ、ラベルから見つけることが簡単になる処理も可能です。

参考URL:https://support.google.com/mail/answer/118708?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop

アドレスだけでなく件名で振り分ける条件なども設定できるので、使い勝手のいい振り分けを見つけてみてください!

設定ボタンからも色々な機能を追加することができます

他にも、設定ボタンを使うことで、より便利にGmailを利用できます。

例えば、振り分け設定の変更や、削除は設定ボタンから可能です。

また、メールの文末に自動で任意の署名を付けたり、未読メールと既読メールを区別して受信ボックスを表示させたりすることができます!

おわりに

Gmailの振り分け機能とアーカイブ機能について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

意外と知らない機能があったのではないでしょうか?

私も長くGmailを利用していましたが、これらの機能を取り入れることで、業務効率を上げることができました。

調べたら他にも色々な機能があるので、是非探してみてください!

それでは皆様良い一日を!

【再確認】インターネットの基礎!IPアドレス!その2

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

今回は、先日投稿した記事の【IPアドレスの概要】に続いて、数が不足しているはずのIPv4がなぜ使われているのか、どのように利用されているのかについて書いていきます。

前回の記事を読まれていない方は、先に読んでいただけるとより理解しやすいかと思います。

前回記事:https://itoop-blog.yuima-ru-tokyo.com/20210804-article/

前回のおさらい

今回の記事から読み始めた方向けに、前回のおさらいを簡単に載せておきます。

まず、IPアドレスは住所と同じようなものであるため、ネットワークに存在する端末全てに割り振る必要があるということでした。

しかし、IPv4で割り振れるのは約43億個まで。PCの普及などに伴ってIPアドレスの枯渇が懸念され始め、割り振れる数を増やしたバージョンであるIPv6が出来たという記事としてまとめています。

記事の最後には、未だIPv4が現役で使われていて、今回の記事でその理由を説明するとしていました。

枯渇の解決方法

ここからは、IPv4がなぜ現役で使われているかを説明していきます。

まずはじめに理解していただく必要があるのは、常にインターネットに接続する必要はないということです。

例えば、メールを送る時にはインターネットに繋がっている必要がありますが、エクセルを社内の業務で利用するだけであればインターネットにつないでやり取りする必要はないわけです。

この想定をもとに、インターネットに直接つなぐ必要のない端末向けに組織ごとに使えるIPの範囲を世界的に定めました。これがプライベートIPというものです。

組織内で使うために定めているので、インターネット上で使えないようにされています。

プライベートIPは組織ごとに使え、クラスといって、割り振りできる数によってクラスA~Cの範囲に分けられています。

外部とやり取りするときにはグローバルIP、組織内ではプライベートIPを使う方法を用いることで、グローバルIP × プライベートIPの数で割り振ることができ、割り当てできる数が圧倒的に増えました。

外との通信はどうやるの?

見出しのとおり外部との通信についての説明になりますが、NATやNAPTという名前をきいたことはあるでしょうか?

詳しい説明はここでは省きますが、ざっくり話すとグローバルIPとプライベートIPを変換する技術になります。

詳細はリンク先の記事が分かりやすいかと思いますが、別途解説の記事も書いてみようと思います。

参考:https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/17/011900625/011900005/

外部とやり取りするときにはグローバルIP、組織内ではプライベートIPを使う方法が生まれたので既存の仕組みを大きく変えることなくIPv4が使われ続けることになりました。

過去の知識とこれから

もともとの想定から外れてしまっても何とかしてしまうあたり、めちゃくちゃ考えられたんだなと感じます。

IPについての知識は単体だと今の状況を知ることができるだけですが、IPv6と絡んでくると今後のIoTにも欠かせない知識になります。次回はIPv6の話と、IoTと何が関わるのか書いていこうと思いますので、楽しみにしていてください♪

今回はここまでとしますが、皆さんの知識のお役に立つことができたら幸いです。

【再確認】インターネットの基礎!IPアドレス!

こんにちは。

Itoopの技術担当、橋本です。

意外と基礎知識って理解しないままでも仕事に影響しなかったりするので、不明確なままの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんな基礎知識、IPアドレスの話を書いていきます。

今回は概要について書きますので、IPアドレスについて再確認したい方やまだ理解できていないかも?といった方の目にとまれば幸いです。

IPアドレスとは?

まず、IPアドレスとは「Internet Protocol アドレス」のことです。

アドレス(=住所)の名前どおり、手紙を送るときの住所のように、やり取りする先を判断するために使います。

言葉を分割して考えると下のような意味になりますね。

 Internet:世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワーク

 Protocol:インターネットでやり取りするとき時の、決まりごとのようなもの

 アドレス:住所

つまりInternetProtocolで利用するアドレスということです。

このIPアドレスが割り振られているから、インターネットでメールを送ったり、動画を見ることができるわけですね。

この住所、実はバージョンの違いでv4とv6に分けられています。

なぜアドレスのバージョンがあるのか、次はバージョンの話をしていきます。

IPv4とIPv6はバージョンの差!

上でも書きましたが、IPアドレスはインターネットに接続するすべての機械に割り振る必要があります。

割り振れるIPアドレスの数は、IPv4の場合、2の32乗で「4,294,967,296」、つまり約43億個!とても多いですね。

しかし、実はIPv4は枯渇しています。

もともとは全世界の機械にIPアドレスを割り振っても余る想定でしたが、当時の想定よりPCなどの機械が普及していったため、新しいバージョンのIPv6が生まれました。

IPv6で割り振れるIPアドレスの数は2の128乗で「3.402823669209385e+38」、つまり約「340澗」!この単位は「かん」と読み、340兆を1兆倍したものをさらに1兆倍した値で、多すぎてイメージができないです…PCの電卓でおこなった計算結果を載せていますが、e+38は10の38乗という意味なので、38桁の数値になっています。

これで解決と言いたいですが、世界ではまだIPv4が利用されており、なぜなのかという理由を次に解説していきます。

現在も古いバージョンのIPv4が使われている?

新しいバージョンとして生まれたIPv6ですが、使われてはいるもののIPv4がまだまだ現役です。詳しい話は次回に回そうと思いますが、取り決めを作りIPv4のIPアドレスをローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスという区分で分けることで、使える範囲は変わらないものの総量を増やすことが出来ています。

例)以下のように住所が3つあるとしましょう。

1.○○県○○町1丁目1番地1号

2.○○県○○町1丁目2番地3号

3.○○県××町1丁目1番地1号

○○県○○町までが他と同じだと、1.と3.の番地が同じなので住所が特定できなくなって困りますよね?

県名や町名が一意であることで、1.と3.のように番地が同じでも問題なく住所が特定できます。

県と町名のように一意であるものがグローバルIPアドレス、特定の範囲でしか使えないので問題ない番地のようなものがローカルIPアドレスという感覚で理解しています。

また、インターネットで使われているということは全世界での問題のため、IPv6は全世界で適用していく必要があります。

現在使われている機械をほぼすべて置き換えなければいけないこともあり、IPv4を廃止できるほど普及や対応は進んでおらず、併用しているのが現在の状況です。

他にも理由はあるのですが、興味のある方はぜひ調べてみてください。

改めて重要!基礎知識!

基礎知識は、仕事に使わなくても、理解していると次の知識に繋がるなと感じます。

PCの設定やネットワークの構成と紐づけていると、はじめは分からなかったIPアドレスの話も、分かりやすくなりました。

どうやって使うなどの話は次回以降に書きますので、お待ちいただけると幸いです。

【未経験のエンジニア必見!】メリット満載のクラウドを学ぶ!

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です。

早速ですが、クラウドについて一から勉強してみました!

みなさんも単語自体を聞いたことがあっても詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで、私のようなIT業界入りたての人でもわかりやすいようにクラウドについて書こうと思います。

クラウドとは?

クラウドとは「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」です。

クラウドの身近な例には、GmailやYahoo!メールなどがあります。

つまりクラウドとは、インストール不要で、インターネットに接続してサービスを利用できるものを言います。

逆に、ExcelやOutlookなどのインストールして利用するサービスは、クラウドとは呼びません。

クラウドのメリット2つ

クラウドにはメリットが2つあると考えてます

①コスト削減

 従来は、PCや社内サーバーにソフトウェアをインストールして利用することが一般的でした。

 サーバーを購入し、ソフトウェアをインストールするなど様々な作業がありましたが、クラウドではそれらを省いてネットワーク経由で利用ができます!

②運用が簡単

 ハードウェア、ソフトウェア、電気代、運用のための人件費はすべてサービス提供会社が行います。クラウドを利用することによって、常に最新のバージョンを利用可能で、労力もかからず利用できます!

多企業が採用するクラウドの導入推移

上記のメリットもあることから、日本におけるクラウドの利用率は年々伸びています!

クラウドの利用動向について、2019年に総務省が2,122社を対象に調査したデータによると、クラウドを導入している会社の割合は64.7%で、前年の58.7%と比べて6.0ポイント上昇していました!

ガートナー社が日本企業のクラウド利用率を調査した際は2021年4月時点でも去年よりも利用率が上昇しています。

また、データによると大企業ほどクラウドを利用する傾向がありました。

導入までの工程が短く、利用するハードルが低い点から、今後ますます多くの企業でクラウドの利用率が増加することが予想されます!

総務省参考URL:

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252140.html

ガートナー社URL:

https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20210614

おわりに

新型コロナウイルスの影響で対面で仕事をする機会が減少しました。

しかしクラウドの波及により、時間と場所を自由に選べる働き方へ変化したことで、コロナ禍という状況下でも効率よく仕事ができるようになりました。

今後、さらにクラウドについての理解を深め、より詳細な記事を書く予定です。

それでは本日も良い一日をお過ごしください。

【初心者必見!】左右寄せ!レスポンシブ対応を見据えた構成!

こんにちは!

Itoop(アイティープ)の技術担当、佐藤です!

だんだん夏らしくなり、スーパーではスイカや夏野菜が目に入るようになってきましたね!

暑くなってきたからこそ、旬のものでエネルギーを補給したいです!

ところで、今回はWEBページ改修依頼の対応中にコンテンツの左寄せがうまくいかない事象を解決したので、理解の整理もかねて紹介させてもらいます!

初めて対応した、コンテンツの左寄せ!

今回は、WEBページの要素について左寄せというのを対応しました。

調べたところ、真っ先に目についたのが「float(フロート)」!

「float」は左右に要素を寄せるときに使う設定で、left、rightと指定することで左右に寄せることができます。

floatを利用することで左寄せが完了しました!

しかし、このあと対応を続けていくなかで想定外の問題が発生しました。。

問題発生!要素が重なってしまう!

左寄せは「float:left」で実現しました!

しかし、レスポンシブ対応といって、画面の幅が違うデバイスに対応させようとしたとき、不思議な挙動をするようになりました。

対象の画像と別の画像が重なって見えるようになってしまったのです!

別の画像は重ならずに左右に分かれたままだったり、左右に合った要素の段が変わったりしていたので、素直に「なんでこんなことに?」と驚きました!

悩んでも分からない僕は、先輩に相談しました!

どうやら左寄せを実現するために利用した「float」の仕様が問題でした!

『display:inline-block』で解決!

先輩の言葉をもとに調べたところ、左寄せを実現するために複数のやり方を発見しました!

例を挙げると、「float」「inline」「inline-block」・・・

それぞれ役割が違いました!

原因としては、今回利用した「float」の仕様でした。ほかの要素に「float」の設定がないと干渉しないという動きをします。

ほかの要素との間隔を直接数値で指定していたのもあって、画面の幅が変わると画像と画像が重なるような動きになっていました!

今回の対応に限れば「display:inline-block」という設定を「float:left」の代わりに利用するのが最適でした!

ほかの画像と重なることもなく、そのあとに加えた設定とも競合しませんでした!

参考:https://saruwakakun.com/html-css/basic/display

おわりに

今回、自分の能力を超えた挑戦だったので、先輩に助けていただいて本当にありがたかったです!

「左寄せ」ひとつにしても、複数の対応方法があり、自分の考えに固執していたことに気づけました!

人に聞くことで、視点を増やせることと、CSSの操作の理解が深まりました!

この記事が自分のような駆け出しのエンジニアの力や、問題解決のきっかけになったらとても嬉しいです!

今日も良い一日をお過ごしください。