パラレルキャリアを歩む、パパとママのオンライン対談

「片付けパパ」こと大村信夫さんと、
「ママ経営者」島袋尚美。

立ち上げの背景も仕事も全く違うお二人に共通していたのは、
「自分の大切な時間を、何に使うのか」ということ

理想の人生とは何か、本当に大切にしたいことは何かを決め、その実現のためにやるべきことを選択してきた、
ある意味「人生の片付け」をしてパラレルキャリアを歩んできたお二人の対談を通して、
「人生とキャリアの片付けのヒント」を贈ります。

▶経歴:大村信夫さん
https://an-life.jp/portfolio/10

第一回:「片付け」との出会い
第二回:スタート当初は大反対されていた!?
第三回:女性が輝く社会にしたい!キャリアや子育てについて、男女の目線で語る
第四回:子育ては、子供の前に親世代!ワクワク星人であふれる世の中にしたい!?
第五回:物理的な片付けのコツは?○○を巻き込んで仕組み化しよう!
第六回:ご縁を紡ぐときに意識しているのは、ギバーの精神とミツバチ!大切なのは、マメさ!?
第七回:就活生に向けて伝えたいことは、キャリアは自分で作るもの!○○を大事に!
最終回:片付けパパとママ社長のオススメの本は? 2人の今後の展望にワクワク!

パラレルキャリア対談連載第五回!物理的な片付けのコツは?○○を巻き込んで仕組み化しよう!

大場(ファシリテーター):さっき、島袋さんがメンターの方に学びながらいろいろ選択してきたっておっしゃてたんですけど、大事な時期に相談できる人とか、そういう人の存在ってやっぱり大事でしたか?

島袋尚美(以下、島袋):私はまだ社会人1年目だったので、やっぱり経験値が少なすぎて。
なのでそういう存在がいてくれたことはすごく大きかったなと。
家庭もなかったですし東京に出てきて1年目、周りに知ってる人もいなかったし。
だからすごく楽しそうな大人と、全然楽しくなさそうな先輩がいて
すごく楽しそうな方が私のメンターだったんですけど、ワクワクしている大人が目の前に現れてくれたことがありがたかったですね。
経験値がなかったので

大場:やっぱり社会人になってもそういうモデルがいるとイメージができたりとか

島袋:そうですね。
ちなみにすみません、本当にいっぱい脱線して申し訳ないんですけどもいいですか?

大村:はい

島袋:私、人生の優先順位づけは得意なんだなってわかりました。
仕事でも勝手に優先順位を決めて「こうだ!」ってやってる方なので

大村:はい

島袋:でも物理的な片付けが未だに苦手でして、
こういう人にアドバイスをいただけないでしょうか

大村:でも、それがストレスになっちゃってなければ良いんじゃないですか?

島袋:物を持たなということでなんとか保っています。

大村:多分片付けができない理由って2つしかなくて、
1つは物が多すぎちゃってキャパを超えているっていうのと

島袋:それはないですね、はい

大村:もうひとつは収納ってことに対する定義が間違っている人が多くて。
収納ってギュウギュウに詰めこむイメージがあるから、テトリスみたいにびっちりしまい込んじゃう人がいるんですけど、そうじゃなくて「次に使うためにスタンバイすること」なんですよ、収納って。

島袋:次に使うためにスタンバイっていうと、取りやすいとか?

大村:そうです

島袋:スタンバイ状態って思うと、ギチギチではないですよね

大村:そうですね
なので余裕をもって、テトリスみたいにぎちぎちにやらないで。

島袋:そうやろうと思ってるから私は洗濯物とか後回しにするんでしょうか

大村:(笑)
あとは定位置をきめるとか。そういう理屈があるんですよ、整理収納5つの法則みたいなのとか、グルーピングとか、定位置管理とか。
僕、片付けに理屈があるって知らなかったので、片付けはセンスだと思ってたんですよ。
だからできないのはしょうがないって投げやりになってたんですけど、そういう風に理屈があるってわかってから、そのとおりに実践すればある程度再現可能で、皆さんも片付けられるようになるって思ったんですよね

島袋:なるほど。ぎゅうぎゅうしまいこむんじゃなくて、次に使うためのスタンバイだと思うこと…。
私よく仕事で「仕組み化しなさい」って言うんですけど

大村:はいはい

島袋:「仕組み化しなさい。気合と根性で忘れないようにしようとするんじゃなくて、何曜日の何時にアラームかけてこのメールを送るって仕組み化してしまえば気合をいれなくても忘れないから」って言うんですけど、定位置を決めるってそういう感じですか?

大村:そうですね、片付けも仕組み化なので

島袋:ここがそれって決めちゃう

大村:はい。それも1人で決めちゃうんじゃなくて、ご家族がいるんだったらご家族と話し合って決めなくちゃいけなくて

島袋:あ~!そっか!

大村:勝手にやっちゃうと、あれどこやったけってなっちゃうんで、自分ごとじゃなくて家族ごとにしなきゃいけないんですよ

島袋:それでいつも爪切りの場所がわからなくなるのか~

大村:ですよね。だから住所を決めておくんですよ。爪切りはここって。

島袋:わかりました!ありがとうございます。

大場:最初に始めたときも奥さんを巻き込んだんですか?

大村:そうですそうです。で、人間って、多分パートナーとか自分の親とかの話きかないんですよ。だから重要なのは、第三者をいれることで。

大場:あ~!なるほど~!

大村:だからそういうときに片付けのプロとかを呼んできて、その方にどういう家にしたいか含めファシリテートして頂いて、提案してもらっていけば、それに従っていくと思うんですよね。
だから僕は理屈がわかってもできなかったらさっさとプロの方呼んじゃえばいいじゃんって思ってるんですよね

島袋:なるほど
家に第三者をって抵抗ある派だったんですが…

大村:だってエアコンの取り付けも第三者を家に呼ぶじゃないですか

島袋:たしかに!

大村:エアコンの取り付けって別に自分でやろうと思えばできるはずなんですよ。
でもやらないですよね

島袋:やらないですね、確かに!

大村:だから片付けだって自分でできるけど、別にお願いすればいいじゃないですか、ってことを講演でも最後に言ってます。

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片付けは理屈でできる。

自分ごとではなく家族ごと。

片付けパパの本領が垣間見えた回となりました。

パラレルキャリア対談連載第六回に続きます!


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