ママ社長が語る、橋本岳子社長×島袋尚美

こんにちは、ゆいまーる広報部です。

2021年3月5日、弊社代表の島袋尚美と「株式会社 アドヤン」の代表取締役を務める橋本岳子(はしもとたかこ)さんとで対談が行われました。

会社員時代を経て独立されたという橋本さん。これまでの経歴や、SDGsへの取り組み、女性ならではの出産・育児の悩み、今の20代へのメッセージなど、盛りだくさんの内容となりました。

2人のママ社長の対談を、広報部から贈ります。

第3話「それぞれのSDGsへのユニークな取り組み。今後の野望は、やっぱりジェンダー平等?」はこちら

第4話 結婚・出産の両立はできる。“なんでも自分でやらなくていい”

島袋:女子大生の就活支援のコラムを書く以外にも、2か月に1度リアルで相談を受ける「就活相談(じんせいそうだん)」という機会があるんですけど、20代後半や30代前半で、これからのキャリアどうしようかなって思ってる人たちって、何を求めていると思います?

特に女性って色んな価値観が増えて、結婚が当たり前でもなくなったけど結婚したいのも事実で、すごく悩んでいるとか。そういう人たちに向けて色々発信していきたいと思うんですが、堅苦しいお勉強を求めている気もしませんし、どう思います?すみません、ざっくりした質問になるんですが。

橋本:わたしの頃って“結婚か仕事かどちらかを選ばなきゃ”という人が多かったですね。先日、NHKの元キャスターの有働さんが「わたしは2つ選べないと思っていて、仕事を取った。だけど今の若い人には両方選んでいいんだよと言いたい」とお話しされていました。結婚したら自分のことは二の次で、家事やらなきゃ、子どもが生まれたら育

児もやらなきゃっていうのがあるけど、人って自分に何か与えられたらどうにかやり切りますよね。

島袋:確かに!

橋本:だから、どちらも捨てがたいなら両方選んでいいのかなって思います。いまは産休を取りやすい会社も増えているようですし。

島袋:どう?20代代表として。周りの空気感として働くのは当たり前になったけど両立できるイメージわいてる?

ゆいまーる広報部員:子どもがいたら難しそうだなって思ってます。結婚するだけだったら今とそんなに変わらそうですけど。

橋本:むしろ家事をやる人(旦那さん)が増えるくらいの(笑)

ゆいまーる広報部員:子どもが産まれたら会社に行って育児してって、両方はけっこうきつそうだなっていうイメージはありますね。

橋本:子どもが小さかった頃は、日々めまぐるしかったですけど、今となってはすごい頑張ったなみたいな。

島袋:充実感?

橋本:その時は大変で、毎日走っていたイメージがありますね。

島袋:会社から保育園、保育園から家みたいな(笑)それこそお子さんが小さい時に会社員だったということですよね。

橋本:そうですね。大学出てずっと同じ会社にいて、20代と30代で1回ずつ産休取ってますね。

島袋:産休の時って6~7割手当てが出て1年間くらい休む感じですか?

橋本:そうでした。でも、私の次の世代ぐらいからもっと伸びましたね。

島袋:2年くらい余裕で。

橋本:そうそう。

島袋:わたしの母親の頃って産休が1.5か月とかの時代で2~3か月目でもう預けてるので。いま、60~70歳ぐらいの世代ですね。

橋本:それこそ、そんなに休むなら辞めてくださいって言われちゃうような時代。

島袋:最近調べたんですけど、共働きで女性がフルタイムの家庭と、専業主婦の家庭の旦那の家事をする時間がなんと!どれだけ増えるかと思いきや8分しか増えない(笑)

一同:(笑)

衝撃!

島袋:両立できるんだよってわたしも言いたいんですけど、世の中の旦那さんたちの意識も変わらない限り、女性に負荷がかかることもあるのかなと思っています。

橋本:どうなんですかね。毎日走っていましたけどそれは自分がそうしたっていうか。子どもを放ったらかしにするわけにもいかないし。でも、ものは考えようで、例えば掃除しなきゃと思ったとしても、マンションでワンフロアなので、はたきかけてコロコロすれば1時間だなって思えば大した時間じゃないんですよね。やる前に時間をあんまり考えないとウワッて思うんだけど、洗濯も洗濯機がやってくれるし。もし迷ってる人がいるなら人にもよりますけど落ち着いて考えてみてもいいんじゃないかなって。

島袋:なるほど。旦那さんって家事とかやるタイプの方ですか?

橋本:積極的にはやらないですね。

島袋:そうなんですね。いま(妊娠)6か月目で夏に2人目が産まれるんです。妊娠中はあまり体調が良くないタイプなんですけど、今は安定してます。

橋本:何歳差なんですか?

島袋:3歳ちょっとくらいですね。わたしと姉くらいなのでイメージわきやすいんですけど。

橋本:うちの上の子はすごい嫉妬してましたよ。

島袋:もう~想像しかできないです(笑)ほかの家の子を抱いててもめっちゃ怒ります。しかも家でよく仕事をするので平日は楽ですけど、土日が恐いです。橋本さんのお子さんが通っていた保育園は、何時まで預けられたんですか。

橋本:20時までです。夕飯が出るので帰ったらお風呂に入れて終わり。そんな恵まれた部分もありましたが、保育園の近くに新築マンションが建ついう情報を仕入れた時は買いました。上の子が3歳くらいの時かな。

島袋:時間をお金で買って短縮するしかないですよね。

橋本:保育園から1番近いマンションで、7階建ての1階を選ぶという徹底ぶり。

島袋:短縮、短縮ですね(笑)

橋本:今の男の人って家事をやってくれる時間8分みたいな話もありましたけど…。

島袋:主人が気付く人なので、男性が家事をやるのは普通って思ってるんですけど、統計を見るとそうじゃないなって。

橋本:相手にもよりますね。

島袋:両立したいって人はたくさんいるので、さっき仰ったみたいにやる前に冷静に考えてパニくるなっていうのと。

橋本:そうそう、手を抜いてもいい部分ありますよね。

島袋:わたしも家事代行とか余裕で頼んじゃってるので。

橋本:いいと思います。

島袋:でも自分にしかできない仕事というか、子どもをぎゅっとするのは家事代行の人はできないので、そういうのは忘れないで、などのアドバイスはしていきたいなと思っています。

橋本:変なことに頑張らなくてもね。お母さんだからって。

島袋:そうそうそう!離乳食は全部手作りでみたいな。

橋本:じゃなくてもいいと思う。

島袋:追い詰めちゃうなっていうのは思っていて。そういうアドバイスはしていきたいなって思ってますね。…そっか、すぐ隣に住もう!

橋本:すごい楽でしたよ。何年かは2人を連れて行き来しなきゃならなかったですし。近いと引きずっても連れていけますからね。

島袋:最高ですね(笑)ベビーカーに乗りたくないっていう時でも連れていけるのはいいですね。地元が遠いので身近に先輩があまりいないのでありがたいです。

ちなみに何年生まれでいらっしゃるんですか?

橋本:1972年です。

島袋:ちょうどわたしと10歳くらい違う。

橋本:キムタク、ペ・ヨンジュンと同世代。

一同:おおー!!

島袋:ちなみに40代で独立って周りからどう言われました?

橋本:周りっていうと?

島袋:大学の同級生やら同僚やら身近な人。

橋本:みなさん応援してくれて、引き留める人はいなかったかな。

島袋:ご両親、家族はどうでしたか?

橋本:人生の岐路に立つと自分で決めてきたので、誰も何も言わなかったです(笑)

島袋:止められないみたいな(笑)

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第4話はここまで。

続きは下記リンクからご覧ください。

第1話:ライターと編集の学校時代の卒業制作を自社媒体に!

第2話:産前・産後も意地で休まず働いた血気盛んな会社員時代!?

第3話:それぞれのSDGsへのユニークな取り組み。今後の野望は、やっぱりジェンダー平等?

第4話:結婚・出産の両立はできる。“なんでも自分でやらなくていい”

最終話:人生の先輩として娘に伝えたいことは、人間的・経済的自立。娘たちとは人間同士の付き合いを

ゆいまーる広報部の他ブログや対談記事でも、尚美社長始め様々な経営者の方々のお話に触れることができます。

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アドヤンHP(橋本岳子さん):https://yaho-adyan.com/about.html

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